开き直りの気持ちが生んだ逆転优胜!
昭和63年三月场所、千秋楽。北胜海1败、大乃国2败で対戦した结びの一番は大乃国が完胜。ともに13胜2败の相星で优胜决定戦となった。大乃国はこのときが横纲3场所目。新横纲としての迎えた前年の十一月场所は、紧张と体调不良で8胜止まり。続く一月场所は、10日目から无念の休场。そして迎えた三月场所も序盘で2败を吃し、状况は最悪だった。「开き直っていくしかない!」。大乃国は覚悟を决めた。结果的にはこの开き直りの気持ちが功を奏した。
本割の雪辱を期す北胜海は、さらに厳しい立ち合いで攻め込んだが、大乃国は左から抱え込んで防戦。北胜海の蹴返しやハズ押しの强袭にもまったく动じず、左上手を掴むと捻りと掬い投げで逆袭に転じた。体势の崩れた北胜海は、最后の力を振り绞って体を预けにかかったが、大乃国はこれもしのぐと、押しつぶすような突き落としで胜负を决めた。
この瞬间、大乃国の奇迹の逆転优胜が决定。纲の重圧に苦しみ続けてきた男が最后の最后にその重圧をはねのけ、真の横纲になった瞬间でもあった。
http://www.sumo.or.jp/index.html参考资料:http://sumo.goo.ne.jp/ozumo_joho_kyoku/yomu/006/019.html